#18 TB-2104 バルーチ族 バーリシト



遊牧に適した自然環境のアフガニスタン西部地域は、同時に素晴らしいトライバルラグが織られてきた地域でもあります。世界的に有名なバルーチ族を初め、タイマニ、ジャムシーディ、フィロゾコヒなどなど部族織物のメッカともいえそうです。そのため分類が難しく、トライバルラグの研究が進んでいる欧米でも空白地帯です。この袋物もアフガニスタン西部地域の雰囲気はあるのですが、部族の特定は難しいです。また形が変わってるのも特徴の一つです。

何度か紹介しているバーリシト(枕)と呼ばれる縦長の袋は開口部が狭く、上下(タイマニ系)、左右の一部(バルーチ 系)なのですが、この袋はトルクメン系のジュワルなどと同じく上部が開口部になっています。ロバなどで荷物を運ぶサドルバッグにしては横長なフォーマットです。中央のパイルと上下の紋織のバランスが良く、文様もこの形に合わせてすっきりとまとまっているように思います。60〜80年程前の物と思われますが、状態は良好です。

サイズ:74cm/43cm
メーカー/作家:
トライバルラグ
販売価格:
¥24,000 (税込)